ニュース
CO2削減活動が評価され、CDP「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」にキヤノンが選ばれる
2023年3月28日 11:30
キヤノン株式会社は3月27日、2022年の「サプライヤー・エンゲージメント評価」において、最高評価となる「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されたと発表した。
「サプライヤー・エンゲージメント評価」は、英国に本部を置く国際的な非営利団体CDPによって行われるもので、企業の気候変動に関するサプライヤーとの効果的な協働を評価するものとなる。
2022年は、全世界の企業を対象に調査が行われ、評価された企業の上位8%が「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選ばれたという。
同社は、企業理念「共生」の実現に向けて、豊かな生活と地球環境が両立する社会を目指し、2008年に環境ビジョン「Action for Green」を制定。
「ライフサイクルCO2製品1台当たりの改善指数年平均3%改善」を目標に掲げ、事業拠点だけでなく、サプライチェーンも含む製品ライフサイクル全体で継続的なCO2削減に取り組んでいる。
CO2排出量を含む主要な環境関連データに関しては、第三者による保証を受け、その正確性を担保としている。
加えて、サプライヤーに対しては、RBA行動規範を採用した「キヤノンサプライヤー行動規範」ならびに、「グリーン調達基準」への理解・遵守を要請。地球環境に配慮した調達活動の推進に取り組んでいる。
今回、サプライチェーンを含む継続的な取り組みが評価され、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」へと選定された。
同社では今後も、サプライヤーとの協働により、製品ライフサイクルを通じたCO2排出量ネットゼロに向けた取り組みを推進していくという。