ニュース

第47回木村伊兵衛写真賞に新田樹さん。ソニーイメージングギャラリー銀座で受賞作品展

写真集「Sakhalin(サハリン)」(ミーシャズプレス)

株式会社朝日新聞出版は3月23日、第47回「木村伊兵衛写真賞」が新田樹さんに決まったと発表した。

2022年に優れた作品を発表した新人写真家を対象とした賞。受賞作は、写真集「Sakhalin(サハリン)」(ミーシャズプレス)と、写真展「続サハリン」(ニコンサロン)。新田さんには賞状と賞牌、副賞100万円が贈られる。

選考の詳細はニュースサイトの「AERA dot.」、3月27日発売の「AERA」などで紹介するという。受賞作品展は、4月28日から5月11日までソニーイメージングギャラリー銀座(東京)で行われる。

木村伊兵衛写真賞は、故木村伊兵衛氏の業績を記念し1975年に創設。写真関係者から推薦された候補者の中から、選考会によって受賞者が決まる。今回の選考委員は、写真家・大西みつぐ氏、澤田知子氏、長島有里枝氏、小説家・平野啓一郎氏。

新田樹さん
1967年福島県生まれ。東京工芸大学工学部卒業後、麻布スタジオを経て半沢克夫に師事し、1996年独立。主な個展に、2003年「SURUMA」(コニカプラザ)2007年「樹木の相貌」(コニカミノルタプラザ)2015年「サハリン」(ニコンサロン)2018年「RUSSIA~CAUCASUS 1996-2006」(zakura)
本誌:鈴木誠