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ソニー、APS-C用広角パワーズーム「E PZ 10-20mm F4 G」。10万円
2022年6月1日 23:13
ソニーは、EマウントAPS-C交換レンズ「E PZ 10-20mm F4 G」を6月24日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込10万円前後。
パワーズーム（電動ズーム）機構を搭載する広角ズームレンズ。35mm判換算で15-30mm相当の画角を有する。フォーカスブリージングやフォーカスシフト、軸ズレを抑えた設計で、動画撮影においては滑らかで品位のある表現が可能になるとしている。
パワーズーム機能には、ズームリングの繊細な操作を高精度に検出するという新機構を採用。鏡筒に備えたズームレバーは無段階式で、操作による揺れを最小限に抑えたという。
ズーミングはカメラ側のズームレバー、リモコン「RMT-P1BT」、グリップ「GP-VPT2BT」、スマートフォンアプリ「Imaging Edge Mobile」などを介したリモート操作にも対応する。また、対応カメラと組み合わせた場合、ズームリング操作方向の変更などのカスタムも可能。
フォーカスリングは繊細なリング操作を可能とする「リニア・レスポンスMF」に対応。このほか鏡筒にはフォーカスホールドボタン、フォーカスモードスイッチを備えた。
ズーム・フォーカス時に全長変化のないインナーズーム、およびインナーフォーカス式を採用。撮影時の重心バランスの変動を抑え、安定した動画撮影ができるとしている。
AF駆動はリニアモーター2基。高速かつ静粛、さらに振動を抑えたAFを可能としており、静止画・動画ともに撮影の自由度が高められるとしている。
レンズ構成はEDガラス2枚、ED非球面レンズ1枚、非球面レンズ3枚を含む8群11枚。最短撮影距離はAFで0.2m、MFで0.13〜0.17m（広角～望遠）。最大撮影倍率はAFで0.14倍、MFで0.18倍。絞り羽根は7枚。最小絞りはF22。フィルター径は62mm。
最大径×全長は69.8×55.0mm。重量は約178g。鏡筒は防塵・防滴に配慮した設計としている。レンズフードが付属する。
