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4K/60fps対応。高機能化した折り畳み式ドローン「DJI Mini 3 Pro」

ジンバル一新で縦向き動画撮影も

DJIは、ドローン「DJI Mini 3 Pro」を5月20日に発売する。希望小売価格は機体単体(送信機なし)で税込9万2,400円、従来型の送信機つきで税込10万6,700円、新型送信機「DJI RC」つきで税込11万9,900円。アクセサリーキットも用意する。

重量249g未満の折り畳み式ドローン。4K/60fps動画記録、アクティブトラック、3方向障害物検知などの機能を搭載するほか、新たにジンバルの可動域が広くなり、見上げるアングルや縦向き撮影も可能になった。

飛行時間は30分以上に拡大し、通常バッテリーで34分、装着時重量が250gを超える「インテリジェント フライトバッテリー Plus」使用時は47分としている。伝送距離も長くなり、最大12kmの距離からクリアな1080pライブ映像を伝送できるという。

カメラ部に搭載する1/1.3インチCMOSセンサーは、デュアルネイティブISOに対応。48MPの静止画のほか、4K/60fpsや最大30fpsのHDR動画撮影が可能。レンズは35mm判換算24mm相当F1.7。

Miniシリーズとして初めて、前方、後方、下方の3方向障害物検知に対応。高度操縦支援システム4.0も搭載し、検知した障害物を回避する安全な飛行経路を自動的に見つけるという。また、これらのセンサーを用いて被写体を自動的にフレーム中心に捉えたまま飛行するフォーカストラック機能も利用できるようになった(4K/60fpsなど一部設定では使用不可)。

送信機のラインナップには、新たにスクリーン内蔵タイプの「DJI RC」が登場。DJI Flyがインストールされているため、スマートフォンを送信機に取り付ける手間がなく、スマートフォンの電池残量を心配する必要もないという。

DJI Mini 3 Pro 紹介映像
本誌:鈴木誠