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富士フイルムXマウントが10周年を迎える。第5世代Xシリーズを年内発表
5月に「X Summit」開催
2022年1月12日 15:00
富士フイルムのデジタルカメラ製品スペシャルサイト上に同社のAPS-Cセンサー搭載カメラXマウントシステムが10周年を迎えることを伝えるコンテンツが掲載されている。
2022年は同社のレンズ交換式Xシステムがスタートした「FUJIFILM X-Pro1」(2012年発売)から数えて10周年の節目にあたり、同コンテンツではこれまでに登場したXマウントシステムを振り返る動画も公開されている。
同動画では5月に「X Summit」を開催すると予告。2022年にはXシリーズ5世代目の機種が登場すると明言するとともに、「この10年間のXシリーズの進化による到達点、そしてこれからの将来をお見せいたします」と同社五十嵐氏が登壇、コメントしている。
Xシリーズ5世代目の詳細は不明。ただし同社では2021年9月にYouTubeを通じて配信された「X Summit PRIME 2021」でXシリーズの次期フラッグシップで積層型のX-Trans CMOSセンサーを搭載すると発表している。5世代目との関連性が注目されるところだ。
ちなみにXシリーズカメラの初代機にあたる「X100」の発売は2011年3月5日のこと。この頃はまだ製品名称が「FinePix X100」となっており、FinePix銘を継ぐモデルだった。次いで2011年10月に同社はレンズ交換式ミラーレスカメラへの参入を発表。2012年1月に開催されたInternational CESで「FUJIFILM X-Pro1」および「FUJIFILM X100 BLACK Limited Edition」を発表。特にX-Pro1は「レンズ交換式プレミアムカメラ」の位置づけでミラーレス市場に投入された。