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エプソン、R-D1ユーザー限定「最後の感謝企画」を開催。合同写真展やファンミーティング、R-D1sの“蔵出し”販売など

エプソンは10月20日、レンジファインダーデジタルカメラR-D1シリーズのユーザーを対象とした「最後の感謝企画」を予告した。R-D1はエプソンがコシナとの協業で2004年に発売した、世界初のレンジファインダーデジタルカメラ。同シリーズは2014年に生産終了が告知された。

このほどエプソン社内の倉庫を整理していたところ、30台近くのR-D1sが発見されたことから、それらを現在でもR-D1シリーズを所有するユーザーに販売するなどのイベントを企画したという。なお、あくまで既存ユーザー向けの“恩返し”イベントであり、R-D1シリーズの後継機種を予告するものではないとしている。

参加申し込みはエプソンのWebサイトで受付中。また、イベント内容と応募条件についても掲載されている。

「R-D1シリーズユーザー様写真展(仮称)」の開催

参加者の作品データを預かり、同社のプリンター「SC-PX1VL」で出力し、エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリーで展示する。展示したプリントは会期終了後にプレゼントするという。

写真家 上田晃司さん、コムロミホさんによるファンミーティング

写真展会期中にオンラインで開催予定。

蔵出し「R-D1s」本体の販売

エプソンの倉庫で見つかったという約30台のR-D1sを、写真展の参加者限定で販売する。既に製品のサポートが終了しており、今後故障などが発生しても対応できないため、販売価格は“お気持ち”の税込2,000円としている。

エプソンのイベント告知ページより

販売される個体は、いずれも動作確認済みの未使用品。ラバーを剥がした状態で保管していたため、新たにラバーを張りつけてから販売するという。内容は「本体のみ」の状態で、バッテリー、充電器といった付属品はない。そのため、本企画の対象がR-D1の所有者限定となっている。

写真展参加の応募方法と条件

応募条件

・本企画の募集開始時点でR-D1シリーズのユーザーであり、かつ、2022年1月に開催予定の「R-D1ユーザー様写真展(仮称)」に出展できること
・日本国内に在住していること

応募期間

2021年10月20日(水)~11月4日(木)。応募時にカメラの製造番号を入力する

募集人数

抽選で30名。当選の場合、11月中旬にメールで連絡

写真展について

当選者は、R-D1シリーズで撮影したデータ(Exif付)の送付が必要。R-D1シリーズでの撮影が確認できなかった場合、カメラ販売を含む企画には参加できない

問い合わせ先

R-D1感謝イベント事務局
r-d1_event@passion-inc.jp
受付時間:10時00分~17時00分(土・日・祝日、同社指定休日を除く)

本誌:鈴木誠