キヤノンの写真投稿サイト「fotomoti」に新機能。テーマごとの会話スペースや、グループで使えるオンライン写真展など

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は10月7日、同社が運営する撮影コミュニティサービス「fotomoti」の最新版を公開した。

“カメラや写真好きな人が写真の撮り方や楽しみ方を共有すること”を目的とした写真情報共有サービス。投稿した写真のコンセプトや撮影技術、撮影時の設定、画像の編集方法などを「フォトレシピ」として掲載したり、Q＆Aなどを通して他のユーザーとコミュニケーションをとることも可能。投稿写真は、撮影機材のメーカーやカメラ種別を問わない。

新バージョンでは、新たに「グループ」「トーク」「ギャラリー」をコンセプトとした機能が追加。同社は、個人での利用にとどまらず“グループで楽しめる”機能だとして、写真部や写真サークルといったコミュニティー向けとしても活用できると訴求している。このほか「フォトレシピ」の機能もアップデートされている。

「グループ」機能は、テーマごとに作成されたコミュニティーに参加できるというもの。グループのメンバー間のみでフォトレシピを共有したり、プライベートトークが可能となる。グループのメンバーで作品を募り、オンライン写真展として「ギャラリー」を作成する機能も備えた。

グループ機能のトップ画面

ギャラリーで気になった作品のフォトレシピを閲覧できる

このほか、特定のテーマについてユーザー同士で自由に会話できる「トーク」機能が追加された。会員登録をすれば誰でもトークグループに参加できる。

「フォトレシピ」は、情報入力時のUIが刷新されたほか、Google Mapsと連動した撮影地情報の掲載や、写真現像アプリのプリセットファイルの共有が可能になった。

フォトレシピの情報入力画面

撮影地情報や、現像時のプリセットファイルを共有できる