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最長100mのケーブルにカメラを吊り下げて、遠隔操作できる「WiralLITE」。1.5kgまでのカメラ機材に対応。5.3万円

イメージビジョン株式会社は、Wiral Technologies社のケーブルカム「WiralLite」(ワイラルライト)を8月16日に発売する。希望小売価格は5万3,900円(税込)。

あらかじめ設置したケーブルに沿って遠隔操作で撮影を実施できるシステム。最大1.5kgまでのスマートフォンやカメラ機材の吊り下げに対応している。

同社によれば、ドローンの飛行が禁止されている場所であったり、屋内外の狭い場所でも、ケーブルを張ることが出来、また取りつけたカメラが通ることができるスペースがあれば、手軽にダイナミックな撮影が可能になる製品だと案内している。

対応できる傾斜角度は500gのカメラを設置した状態で最大30度まで。角度は設置した機材重量によって変化するとしている。

電源はリチウムポリマーバッテリー(取り外し可能)を使用する。動作可能時間は約3時間。

また、スマートフォン用のアプリ(iOS11.0以上、Android 4.4以上)とリモコンによる制御にも対応しているとして、自動的に動くように設定することも可能だという。動作モードは、ノーマル(0〜1.2m/s)、スポーツ(0〜9.5m/s)、タイムラプス(6.6〜40m/h、全6パターン)が選択できる。

製品の外寸は279×82×50mm。重量は約590g。このほか、Quickreel50mロープリール、Quickreel結束バンド、リモコン、バッテリー、充電用アダプター、エンドストップクリップ、ボールジョイントマウント、日本語マニュアルが付属する。

このほか、オプションとして予備バッテリー(税込7,700円)、100m長のケーブル(税込1万8,920円)、トラベルケース(税込1万1,550円)も用意されている。

本誌:宮澤孝周