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キヤノンPowerShot ZOOMがiFデザインアワード2021金賞に

「なぜ今までなかったのか自問自答するデザイン」と評価

キヤノンは4月19日、望遠鏡型のデジタルカメラ「PowerShot ZOOM」が、「iFデザインアワード2021」でプロダクト分野の最高賞となる金賞を受賞したと発表した。

同賞のWebサイトによると、「『なぜ今までなかったのか?』と自問自答するようなデザイン。PowerShot ZOOMは望遠鏡とカメラを一体化したことで、写真と自然観察の全く新しい領域を切り拓く。右利きでも左利きでも直感的に使えるユニバーサルデザインが審査員から高く評価された」と記載されている。

iFデザインアワードは、ドイツのiFインターナショナルフォーラムデザインが主催する、1953年から続く国際的なデザインアワードのひとつ。プロダクト、パッケージ、コミュニケーション、インテリア/内装建築、プロフェッショナルコンセプト、サービスデザイン、建築の7分野で構成され、今回は52の国と地域から、約1万件の応募があったという。

PowerShot ZOOMのほか、カメラ製品からはデジタル一眼レフカメラ「EOS-1D X Mark III」、ミラーレスカメラ「EOS R5」、RFマウント用単焦点レンズ「RF800mm F11 IS STM」「RF600mm F11 IS STM」、デジタルシネマカメラ「EOS C500 Mark II」「EOS C300 Mark III」がプロダクト分野の受賞製品に名を連ねた。

本誌:宮本義朗