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Map Camera、2020年12月の新品・中古デジカメ人気ランキングを発表
キヤノン「EOS R5」が発売から6カ月で初の1位
2021年1月18日 00:00
シュッピン株式会社は1月15日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2020年12月1日~12月31日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。
新品デジカメ販売月間ランキング
1位:キヤノン EOS R5
2位:ニコン Z 7II
3位:富士フイルム FUJIFILM X-S10
4位:ソニー α7S III
5位:ソニー α7C
6位:ニコン Z 6II
7位:キヤノン EOS R6
8位:富士フイルム FUJIFILM X-T4
9位:ソニー α7 III
10位:パナソニック LUMIX S5
新品部門の1位はキヤノンの「EOS R5」。ようやくまとまった数の入荷があり、発売から6カ月を経過して初の首位獲得だとしている。しかし依然として予約分には足りていない状態が続いており、さらに新規での注文も増えている状況だという。
12月11日発売のニコン「Z 7II」が2位を獲得。潤沢に入荷しており、同店では実機を確認したうえで購入する人が多いという。このほかニコンのミラーレスカメラは6位に「Z 6II」がランクインした。
前回1位を獲得した富士フイルムの「FUJIFILM X-S10」は3位に後退。2位のZ 7IIとの差は僅かだったという。富士フイルムのカメラはこのほか「FUJIFILM X-T4」が8位を獲得している。
ソニーのミラーレスカメラは3機種がランクイン。4位の「α7S III」は動画撮影に特化した機能面から、プロカメラマンやハイアマチュアからの支持が高いという。このほか「α7C」が5位を、「α7 III」が9位を獲得している。
中古デジカメ販売月間ランキング
1位:ソニー α7 III
2位:キヤノン EOS R
3位:ニコン Z 6
4位:キヤノン EOS 5D Mark IV
5位:ソニー α6400
6位:ソニー α7R III
6位:ソニー α7 II
8位:富士フイルム FUJIFILM X-T3
9位:ニコン D750
10位:オリンパス OM-D E-M1 Mark II
中古部門は上位3機種が前月と同じ結果となった。ソニーの「α7 III」が1位を獲得したのは、2020年中で計6回に及んだという。2位にはキヤノンの「EOS R」、3位にはニコンの「Z 6」が並んだ。
キヤノンの「EOS 5D Mark IV」が4位を獲得。同社製一眼レフカメラは20位以内に「EOS 6D」(11位)、「EOS 5D Mark III」(12位)、「EOS 7D Mark II」(15位)、「EOS 80D」(19位)の計5機種が続いているという。一眼レフカメラはこのほか、ニコンの「D750」が9位を獲得している。
中古部門でもソニーのカメラが続く。α7 III(1位)のほかには、5位に「α6400」が、6位には同数で「α7R III」「α7 II」の2機種がランクイン。
8位は富士フイルムの「FUJIFILM X-T3」。7月に2位を獲得して以来のランクインだという。新品部門で8位だった「FUJIFILM X-T4」はランク外の14位に位置している。
10位はオリンパスの「OM-D E-M1 Mark II」。4月と7月の2度にわたり中古1位を獲得した機種で、2020年の中古部門では常連だったという。同社は「コンパクト、かつお手頃な価格でシステムが組めるマイクロフォーサーズ機として、すっかり定着したようです」と分析している。