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全天球写真をシェアできるプラットフォーム「Panoraman」

画像内を歩き回れる“ウオークスルー”に変換する機能も

株式会社未来物語は、360度画像を誰とでも共有できるプラットフォーム「Panoraman(パノラマン)」のサービスを12月21日に開始した。

全天球カメラで撮影したパノラマ写真を共有することができるプラットフォーム。リコーの360度カメラ「RICOH THETA」など市販されている全天球カメラのほか、3ds Maxなどで作成した3DCGデータのアップロードにも対応するという。利用には会員登録(無料)が必要となる。

また、360度画像を動画として見ることができる「パノラマ動画」作成機能や、画像内を自由に歩き回っているような「空間ウオークスルー」変換機能のBeta版も同時に公開している。

同社は建築CGなどのCG制作を手がけている企業。本プラットフォームサービスは、同社がクライアントに対してイメージビューを提案する際に社内システム用として活用していたものが転用されている。

同社ではサービスの正式リリースにあわせてキャンペーンも実施している。内容はプロジェクトの登録数を通常の50から100に引き上げるというものと、無料バーチャル展示場を作成してくれるというもの(先着10名まで)。いずれも期間中の登録が必要。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。