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Phase One、カメラ5台を統合した航空写真撮影システム「PAS 880」
2次元写真測量と3次元マッピング用を同時撮影
2020年12月16日 18:35
Phase One Japan株式会社は12月16日、ラージフォーマットオブリーク航空写真撮影システム「PAS 880」の受注を開始した。価格は税別8,316万円から。
直下視カメラ1台(2億8,000万画素)と、斜め方向を撮影する4台のカメラ(各1億5,000万画素)を1つの専用ポッドに統合した製品。2次元写真測量と3次元マッピング用の撮影を同時に行える。秒間2フレームで撮影でき、高度600mから2.5cmの地上分解能を得られるとしている。
用途としては、都市計画、環境モニタリング、保険、資産目録、課税評価、コンピューターシミュレーション、リアリティー&デジタルツインキャプチャ、マスモデリングなどを想定。同社では、他のオブリーク航空写真撮影システムに対して費用対効果に優れる点をアピールしている。