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ケンコー・トキナー、手のひらサイズの二眼レフ風デジタルカメラ
約92万画素の“トイ”カメラ 税込6,700円前後
2020年11月18日 06:00
ケンコー・トキナーは、二眼レフカメラの形をしたデジタルカメラ「トイカメラ PIENIFLEX 」を11月20日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込6,700円前後。
有効約92万画素の1/4型センサーを搭載した二眼レフ形状のデジタルカメラ。レンズは35mm判換算で35mm相当、F2.8。“PIENI(ピエニ)”とはフィンランド語で「小さい」という意味だという。
ストラップの取りつけも可能となっており、首下げでの撮影スタイルが楽しめるようになっている。外径寸法約46×60×39mmの重量約36g(本体のみ)の、ほぼ手のひらサイズの製品となっている。ただし、ファインダーや背面モニターは非搭載となっており、撮影スタイルはノーファインダーになる。同社では「写りは後でのお楽しみ」としている。
シャッタースピードの制御はオートとなっており、対応範囲は1/100〜1/25秒。ISO感度はISO 100固定。
露出補正やホワイトバランスの変更には対応していない。
前面には電源のオン/オフボタン(長押しで切り替え。動作中は天面の赤色LEDが点灯する)と、MODEボタンを搭載。電源ボタンはシャッターボタンを兼ねるものとなっている。
MODEボタンでは写真・動画・音声録音の切り替えが可能。1回押すと動画、2回押すと音声録音、3回押すと静止画記録のモードにそれぞれ変更できる。
データ記録にはmicroSDカードを使用する(SDHC。容量は4GB〜32GBに対応)。スロットは左側面に配置。
静止画および動画の撮影が可能となっており、静止画の記録形式はJPEG(記録サイズは2,592×1,936)のみ。動画はMJPEGデータでファイル形式AVIとなっている(25fps。1,280×720)。音声はWAV形式での記録となる。
バッテリーは内蔵式で、動作時間は非公開。充電はSDカードスロット直下のUSB端子経由で行う。USB接続ではデータの転送にも対応している。