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折りたたみフードを備えた「二眼レフ風トイカメラ」

液晶モニターで左右逆像も再現

株式会社ケンコー・トキナーは、二眼レフカメラを思わせるスタイルの「トイカメラ PIENIFLEX M」を6月13日(金)に発売する。直販価格は1万8,040円。

有効52万画素の1/4型CMOSイメージセンサーと、35mm判換算48mm相当F2.8のレンズを1組搭載するデジタルカメラ。名称のPIENI(ピエニ)は、フィンランド語で「小さい」を意味するという。

2020年11月発売の「PIENIFLEX」はファインダーを備えていなかったが、今回は開閉可能な上面の上蓋内に、1.3型の液晶モニターを搭載した。

上からのぞいて撮影するスタイルに加え、被写体を左右逆像に表示するモードもあるなど、本物の二眼レフカメラでの撮影を意識した撮影を楽しめる。撮影画像は最大1,440×1,440ピクセルの正方形。

充電とデータ転送が行える。

撮影データを記録するため、microSDHCカードスロットを備える。本体のUSB Type-C端子を使ったデータ転送も可能。充電もこの端子から行う。

5種類のカラーフィルター、;露出補正などの機能を装備。720×720/30fpsでの動画もAVI形式で記録可能。

  • イメージセンサー:1/4型 CMOS
  • 有効画素数:52万画素
  • 補間画素数:207万画素
  • レンズ: 3.38mm F2.8(35mm判換算48mm相当)
  • 撮影距離:約0.5m~∞
  • ファイル形式:JPEG、MJPEG(AVI)
  • 静止画解像度:1,440×1,440
  • 動画解像度/フレームレート:720×720/30fps
  • シャッタースピード:1/100秒
  • 感度:ISO 100
  • 露出補正:±2.0EV(1/3EVステップ)
  • ホワイトバランス:オート
  • 液晶モニター:1.3型TFT液晶
  • 外部メモリー: microSDHCメモリーカード
  • 入出力ポート:USB Type-C
  • 電源:内蔵リチウムイオン電池
本誌:折本幸治