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プログレードデジタル、長期欠品していたSDやCFexpressの販売を再開

急激な国内需要の増加により

ProGrade Digital(プログレードデジタル)は11月11日、Amazon.co.jpにおける製品販売状況に関して、一部在庫切れを起こしていた製品を補充。供給を強化した上で販売を再開すると発表した。

同社はAmazon.co.jp上で製品販売をおこなっているが、一部のSDカードやCFexpressカードが数週間にわたる在庫切れ状態となっていた。この背景について、同社は国内市場における急激な需要の伸長と、税関手続き上の再登録に伴い製品補充ができなかったため、と説明。今後は製品供給の改善を進めることで供給の強化に努めていくとしている。

本稿執筆時点で在庫の回復が確認できた製品は、SD UHS-IIカードでは、GOLDが128GB、256GB。同COBALTは64GB、128GBとなっている。CFexpress Type BカードではGOLD(256GB、512GB、1TB)とCOBALT(325GB)がともに回復している。他の製品および容量についても順次在庫状況は回復に向かっているという。

プログレードデジタルは、サンディスクやマイクロンを経て独立したウェス・ブリュワー氏が立ち上げたメモリーカードの専業メーカー。Amazon.co.jpのみで製品を販売することで世界共通価格・共通保証を実現。また、製品の全品検査も実施(全品に固有の製造番号を付与している)するなど、品質維持に関する取り組みも特徴。SLCメモリーを採用するコバルトシリーズと、TLCメモリーを採用するゴールドシリーズの2ラインでSD UHS-IIカードやCFexpressカードを販売している。

本誌:宮澤孝周