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焦点工房、一眼レフカメラ用レンズ「毒鏡 DULENS APO 85mm F2」

アポクロマート設計の中望遠MFレンズ 税別8万円

株式会社焦点工房は、若明(ジャクメイ)光学(中国・瀋陽)の交換レンズ「毒鏡 DULENS(ドクキョウ デュレンズ)APO 85mm F2」を9月8日に発売した。希望小売価格は税別8万円。キヤノンEF/ニコンF用を用意している。カラーはブラック、グレー、シルバーの3色。

「著名なゾナータイプレンズを参考に設計された」という35mmフルサイズ対応の中望遠MFレンズ。異常分散レンズ2枚、高屈折率レンズ1枚、ランタノイド光学ガラス3枚を含むアポクロマート設計としている。色収差を高度に補正し、繊細で高密度な描写が得られるという。

レンズ構成は6群7枚。最短撮影距離は0.9m。絞り羽根は9枚。最小絞りはF16。フィルター径は55mm。

最大径×全長と重量は、キヤノンEF用が65×62.5mm・約400g、ニコンF用が65×59mm、約365g。

初回分の購入特典として、数量限定で低分散ガラス保護フィルターが付属するという。

焦点工房のニュースリリースによると、若明光学は高解像度シネマレンズの開発を得意とする2019年設立の光学メーカー。自社ブランドの毒鏡 DULENSにおいて、画期的な高解像度レンズの開発に取り組んでいるという。

本誌:鈴木誠