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Map Camera、2020年6月の新品・中古デジカメランキングを発表
ソニーのVlogカメラが新品初登場1位
2020年7月16日 12:41
シュッピン株式会社は7月15日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2020年6月1日~6月30日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。
新品デジカメ販売月間ランキング
1位:ソニー VLOGCAM ZV-1
2位:ソニー α7 III
3位:富士フイルム FUJIFILM X-T4
4位:ニコン D6
5位:シグマ SIGMA fp
6位:ソニー α7R IV
7位:富士フイルム FUJIFILM X100V
8位:ソニー α6400
9位:リコー RICOH GR III
10位:オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
10位:キヤノン EOS 90D
6月19日に発売したソニー「VLOGCAM ZV-1」が初登場で1位を獲得した。コンパクトタイプのデジタルカメラが初登場で1位を獲得するのは2019年8月のソニー「Cyber-shot DSC-RX100M7」以来だという。同社は本機についてVlog用途に特化したカメラで、自撮り撮影や商品レビュー動画撮影向けの機能が充実しており、これまでの高級・高画質コンパクトカメラとは趣の違う製品だと指摘。時代のニーズに合ったカメラが登場し、1位を獲得したのも納得だと分析している。
2位はソニー「α7 III」。7月26日までキャッシュバックキャンペーンを実施しており、来月のランキングでも上位を獲得する可能性があるという。ソニー製品は、6位に「α7R IV」、8位に「α6400」がランクインしている。
ニコン「D6」が4位を獲得した。6月5日の発売だったが、メーカーでの品薄状態が影響し、販売台数が伸びなかったようだとしている。
同じくレンズ一体型のデジタルカメラでは7位に富士フイルム「FUJIFILM X100V」、9位にリコー「RICOH GR III」がランクインしている。画質にこだわりながら手軽に撮影できるカメラは、これから夏に向けてもうってつけのカメラだ、としている。
キヤノンは、10位に「EOS 90D」がランクイン。同社は7月末に発売予定となってる「EOS R5」や、同じく8月に発売予定の「EOS R6」の登場が今後のランキングの目玉になっていくだろう、としている。
中古デジタルカメラ販売月間ランキング
1位:富士フイルム FUJIFILM X-T3
2位:ニコン D750
3位:キヤノン EOS 5D Mark III
4位:オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
5位:ニコン Z 6
6位:リコー RICOH GR III
7位:ニコン D500
7位:OM-D E-M5 Mark II
8位:α7R III
10位:α7R II
富士フイルムの「X-T3」が1位を獲得した。しかし、7月から同機を対象にしたキャッシュバックキャンペーンも始まり、中古よりも新品で購入する人が増えるのではないか、と見解を示している。
2位と3位にはニコン「D750」とキヤノン「EOS 5D Mark III」の一眼レフ機が続いた。とくに「D750」は、中古部門では安定してランクインを続けている。このクラスの中古一眼レフ機は、本格的にカメラを始めたい人やプロのサブ機など、購入の層は幅広いという。
4位と7位にはオリンパスのOM-Dシリーズがランクイン。「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II」は5カ月連続でランクインしているという。