ニュース

アミュレット、台湾Wise Advanced社のCFexpress Type Bカードを発売

USB 3.2 Gen 2対応のカードリーダーも

アミュレット株式会社は、Wise Advanced社(台湾)のCFexpress Type Bカードと、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)対応のカードリーダーを5月15日に発売する(CFexpress Type B 512GBのみ近日発売の予定となっている)。取り扱いは、同社直営店舗(東京・秋葉原)のほか、同社オンラインショップやAmazon.co.jpなど。

製造元のWise Advanced Co., Ltd.は、台湾台北市で1992年に設立されたストレージ専門のメーカー。2010年より、映像・放送業界向けデータカードを製造しているという。アミュレット株式会社はWise Advanced社の正規代理店。

CFexpress Type Bカード

CFexpress 2.0に準拠したType B形状のCFexpressカード。製品シリーズ名称は「Wise CFexpress Type B カード CFX-Bシリーズ」。価格はオープン。店頭予想価格はいずれも税込で、128GBが2万5,000円、256GBは4万6,000円、512GBは7万5,000円前後。

転送速度は、リード最大1,700MB/秒、ライト1,550MB/秒(128GBは1,050MB/秒)となるとしており、8Kおよび4KのRAW記録にも対応するとしている。

Wise Advanced社調べのカメラ互換リストも公開されており、キヤノンEOS-1D X Mark IIIやニコンD6、Z 7/Z 6、パナソニックLUMIX S1/S1Rでの動作が確認されている。また、検証中の機種として、キヤノンEOS C300 Mark IIIとEOS R5が挙げられている。なお、EOS R5はCFexpressとSD UHS-IIへの対応が発表されているが、CFexpressのカードサイズに関する正式なアナウンスはまだない。

Wise CFexpress Type B カードリーダー

接続インターフェースにUSB3.2 Gen 2を採用したCFexpress Type B対応のカードリーダー。端子はUSB Type-Cを採用。10Gbpsのデータ転送に対応する。価格はオープン。店頭予想価格は税込8,500円前後。

外形寸法は70×54×15mmで、重量は約35g(本体のみ)。USBポートからのバスパワー給電で動作する。また、スロット横にライトプロテクトスイッチを装備している。

本誌:宮澤孝周