ニュース

オリエント、カメラモチーフの機械式時計を復活

絞り羽根をデザインした文字盤、巻き上げノブを思わせるリュウズなど

エプソンは、オリエントブランドの機械式時計「レトロフューチャーカメラ」を4月23日に発売する。文字盤カラーはブラック(RN-AR0201B)、グリーン(RN-AR0202E)、ブラウン(RN-AR0203Y)の3色。いずれも希望小売価格は税別5万8,000円。

2005年にオリエントスターブランドで発売された同名シリーズを、オリエントのリバイバルシリーズのひとつとして復活。"1950年代のレンジファインダー式カメラのディテールを随所に盛り込んだ"としており、レンズの絞り羽根をデザインした文字盤、絞りリングを模したベゼル、フィルム巻き上げノブや軍艦部をイメージしたリュウズおよびリュウズガードなど、メカニカルカメラらしいモチーフを散りばめている。

今回のリバイバルモデルには、新たにファインダーを模した裏蓋形状にするなどの現代的アレンジを加えたという。オリジナルモデルは裏蓋全体がシースルーバックで、今回のリバイバルモデルはテンプ部分のみシースルーとした。

ケース素材はいずれもステンレススチール。文字盤がグリーンとブラウンのタイプは、カメラグリップ部の革材をイメージしたという引き通し式の革バンドを採用している。ブラックのモデルは金属バンド。

ムーブメントは同社製の自動巻き(キャリバーF6S22)で、駆動時間は40時間以上。日差は+25〜-15秒としている。ケースサイズは縦46.0mm×横40.8mm×厚さ12.6mm。

本誌:鈴木誠