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SHOTEN、ライカMマウント→ライカLマウントの接写アダプター

繰り出し量5mmのヘリコイドを搭載

株式会社焦点工房は、SHOTENブランドのマウントアダプター「LM-LSL M」を11月19日に発売した。希望小売価格は税別2万3,000円。

ライカMマウントレンズをライカLマウントボディに取り付けるためのマウントアダプター。アダプター側に備わる補助ヘリコイド(繰り出し量5mm)が接写リングの役割を果たし、レンズ単体での最短撮影距離よりも短い距離でピントが合うようになる。

本製品はアルミと真鍮を用いたオール金属製により、高耐久・高剛性としている。内部には反射防止の艶消し塗装を施した。

ライカLマウントは、ライカカメラ社が2014年から展開するミラーレスカメラ用のレンズマウント。4枚爪バヨネット式の電子マウントで、当初は「ライカTマウント」と呼んでいた。2015年の「ライカSL」登場とともに現在のLマウントへ改称し、2018年から「Lマウントアライアンス」を通じてパナソニックとシグマにマウント規格をライセンス提供している。1930年代に共通規格化されたライカスクリューマウント(ねじ込み式。ライカマウントを略して"Lマウント"などと俗称)とは別物。

本誌:鈴木誠