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ロモジャパン、映画用ロールフィルムベースの黒白フィルム
表現意図により、様々な現像液が使用可能
2019年10月21日 11:17
株式会社ロモジャパンは、モノクロフィルム「Lomography Berlin Kino B&W Formula 2019 35mm/120 ISO 400」の予約販売を10月9日より開始した。発送は11月中の予定。
1本あたりの希望小売価格は、35mmフィルムが税込1,100円。120フィルムが税込1,210円。
本製品は、ドイツの映画用フィルム会社から入手したというロールフィルムで作られた写真用フィルム。
新製法を採用しており、従来製品と比べ明るい部分も暗い部分もよりディテールが保てるようになったとしている。
フィルム感度はISO 400だが、ラチチュードが広いため、ISO 800/1600/3200で撮影しても色調やディテールが保てるという。
同社では、荒々しいストリート写真やスタジオでのポートレイト撮影でも、被写体をソフトフォーカスで捉え繊細なコントラストで描けるとしている。
フィルターや現像方法次第でさまざまな効果が楽しめるとしており、スタンダードに現像する場合は「Kodak D-76」。暗部のディティールを描き、適度な粒子と広いラティチュードを表現する場合は「Kodak HC-110」。シャープさや再現性を優先させる場合は「Ilford Ilfosol-3」の現像液を推奨している。
加えて、黒さを強調したい場合は、「Rollei 白黒リバーサル現像キット」の使用をすすめている。