ニュース

RICOH THETAに片面での静止画撮影プラグイン

THETA Vの機能拡張・改善最新ファームウェアも

RICOH THETA V

リコーは5月22日、360度(全天球)カメラ「RICOH THETA V」の最新ファームウェア(バージョン 3.00.1)を公開した。内容には動画撮影時の撮影モード設定が可能になるなどの計8点の機能拡張・改善が含まれている。

また、フロントレンズだけで静止画を撮影できるなどの新しいプラグイン機能もあわせて公開した。

RICOH THETA Vファームウェア更新内容(Ver.3.00.1)

[1]動画撮影時の回転ぶれ補正機能を改善した
天頂補正ありでスマートフォンに転送した場合
[2]動画撮影時にISO優先モード、シャッター優先モード、マニュアルモードを設定できるようになった
[3]静止画の画質を改善した
[4]インターバル撮影時に、画像のつなぎ目の明暗差を低減した
[5]通常静止画撮影時の撮影間隔が短くなった
[6]表示ランプの視認性を改善した
[7]レンズ別時間差撮影プラグインに対応した
[8]バグフィックス

新しいプラグイン

Single Lens Shooting Plug-in

THETAのフロントレンズ(シャッターボタンの反対側)だけで静止画を撮影できる。

アスペクト比および画角は、4:3(35mm判換算での焦点距離23.6mmに相当)、1:1(同10.8mm相当)から選べる。

File Cloud Upload V2

RICOH THETAを無線LANクライアントモードでルーターに繋ぎ、インターネット経由で動画と静止画をGoogleDriveにアップロードできる。

VR Media Connection

Oculus GoやPlayStation VRなどのヘッドマウントディスプレイ(HMD)とRICOH THETA Z1/Vをワイヤレスで接続でき、カメラ内に保存されたデータを360度表示できる。

HMD以外に、DLNAのMedia Player機能を持つデバイスであれば、カメラの中のデータをワイヤレスで見ることもできる。

本誌:宮澤孝周