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中判ミラーレスGFXシリーズ初の望遠ズーム「GF100-200mmF5.6」

防塵防滴、手ブレ補正に対応 テレコンで140-280mmに

富士フイルム株式会社は1月17日、「GFXシリーズ」用交換レンズの新製品「フジノンレンズ GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR」の発売を発表した。発売日は2月14日。希望小売価格は税別27万1,500円。

本製品は、同社中判ミラーレスカメラ「GFXシリーズ」用の交換レンズとして初となる望遠タイプのズームレンズ。フォトキナ2018で発表されていた。

焦点距離は100-200mm(35mm判換算79-158mm相当)。開放F値はズーム全域でF5.6。

5.0段分の手ブレ補正機能(CIPA準拠)を搭載しているほか、鏡筒10か所にシーリング加工が施された防塵・防滴構造を採用、-10℃の耐低温構造も取り入れている。

このほか、発売済みのテレコンバーター「フジノンテレコンバーター GF1.4X TC WR」(焦点距離が1.4倍)との組み合わせにより、焦点距離140-280mm(35mm判換算111-221mm相当)をカバーできるようになる。

GFX 50Rとの組み合わせ。
縦位置バッテリーグリップつきのGFX 50Sに装着。
テレコンバーターを装着した状態。
GFX 50S+テレコンバーター使用時。

主な仕様

レンズ構成

13群20枚
スーパーEDレンズ2枚と非球面レンズ1枚を含む。

最小絞り

F32

羽根枚数

9枚(円形絞り)

絞りのステップ段数

1/3ステップ(全16段)

最大撮影倍率

0.2倍(ワイド端)

外形寸法(最大径×長さ)

約89.5mmx183mm

質量

約1,050g

フィルターサイズ

67mm

付属品

レンズフロントキャップ(FLCP-67II)、レンズリアキャップ(RLCP-002)、レンズフード、三脚座、レンズポーチ

本誌:宮澤孝周