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ニッシンジャパン、グリップ型ストロボMG10を単体発売

フルパワー連続発光に自信 Air10sでの遠隔操作も

ニッシンジャパン株式会社は、グリップ型スピードライト「MG10」単体を9月22日に発売する。希望小売価格は税込7万1,280円。8月24日にAir10sとのセット版が先行して発売されたが、このたび単体での発売も正式に決定した。

MG10は、マシンガンストロボ「MG8000」(2012年発売)のコンセプトを継承したモデル。クオーツ放電管を採用しており、フルパワーでの連続発光にも耐える。また、形状はグリップタイプを採用(MG8000はクリップオンタイプだった)しており、グリップ部前面にシャッターボタンを搭載。同社製リモートコマンダーAir10s付属のリモートシャッター用ケーブルをカメラと接続した場合、カメラのワイヤレスレリーズが可能となる。

操作設定はAir10sとの併用が前提となっており、操作パネル部は電源ボタンとオープンモードボタン、チャンネル設定ダイヤル、発光グループ設定ダイヤルのみの構成となっている。

ガイドナンバーは最大80(ISO 100・m/200mm照射角)で、発光管出力は165Ws。電源は単3形電池(アルカリまたはニッケル水素充電池)8本または26650タイプの保護回路付きリチウムイオン充電池を使用する。発光回数は約200回(単3形アルカリ乾電池使用時)、約600回(5,200mAhリチウムイオン充電池使用時)。

また、発光ヘッド部には25段階の調光が可能な白色LED4個を搭載。

付属品は、ワイドパネル、フィルター装着用パネル、アンバーフィルター、専用ブラケット、ソフトケース、簡易型アンブレラホルダー、単3バッテリーカートリッジ、リチウムイオンバッテリーカートリッジ。

外形寸法は、約210 x 80 x 145mm。質量は約975g(電池除く)。

なお、同社特約店店頭販売分には初回限定で「アクセサリーキット」が付属する。

本誌:宮澤孝周