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シグマ、ソニーEマウント用「105mm F1.4 DG HSM | Art」の発売日を決定
他マウントからEマウントへの交換サービスも
2018年8月9日 14:38
株式会社シグマは、ソニーEマウント用「SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art」を8月30日に発売する。希望小売価格は税別22万円。ケースとかぶせ式フード(LH1113-01)、着脱式三脚座(TS-111)、PROTECTIVE COVER(PT-21)が付属する。
「SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art」は、同社35mm判フルサイズセンサーに対応する交換レンズ「Artライン」に属する1本。最高レベルの解像力とボケ味を実現しており、アウトフォーカス部の描写までこだわった「BOKEH-MASTER」とも称すべき1本だとしている。
ソニー Eマウント用では、専用のAF駆動制御プログラムと高速通信により、従来のマウントコンバーターMC-11では対応できなかったAF-Cモードなどのへの対応を実現しており、MC-11同様にボディ内手ブレ補正、ボディ内収差補正機能「レンズ補正」(周辺光量補正、倍率色収差補正、歪曲収差補正)にも完全対応しているという。
圧倒的にシャープな合焦部の描写と、アウトフォーカス部の色つきの少ないボケは、ポートレート撮影などにおいても威力を発揮し、サジタルコマフレアも良好に補正されているため、星野写真の撮影などにも最適だとしている。
また、同社Sportsラインのレンズ同様、マウント接合部やフォーカスリング、外装の接合部などにシーリングが施されており、防塵防滴性能の高い構造となっている。なお、レンズ最前面には撥水防汚コーティングを採用した。
このほか、フィルター径を105mmとしたことで口径食を抑えることができ、ポートレート等のボケ表現にも最適なレンズに仕上がったという。
レンズ構成は12群17枚(FLDガラス3枚、SLDガラス2枚、非球面レンズ1枚を含む)。絞り羽根は9枚(円形絞り)。最小絞りはF16。最短撮影距離は100cm。フィルター径は105mm。最大径×長さは115.9×157.5mm。質量は1,720g。
同梱の三脚座は着脱可能で、アルカスイスタイプの雲台やクランプに直接取りつけることができる。また、三脚座を取り外して撮影する際に干渉しないように、専用のPROTECTIVE COVERも付属する。
なお、他マウントの「SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art」から、ソニーEマウントへのマウント交換サービスは、8月30日(木)より受付を開始する。