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リコーイメージング、「Digital Camera Utility 5」などソフト3本を更新

PENTAX K-1 Mark IIへの対応ほか

PENTAX K-1 Mark II

リコーイメージングは4月24日、同社デジタルカメラ用のソフトウェアの最新バージョンを公開した。対象ソフトとバージョン番号は次の通り。

・Digital Camera Utility 5(5.8.1)
・IMAGE Transmitter 2(2.4.0)
・PENTAX Tethered Capture Plug-in for Adobe Photoshop Lightroom(Simple Version)(1.3.0)

それぞれの更新内容は次の通り。

Digital Camera Utility 5(5.8.1の更新内容のみ)

バージョン5.8.0でK-1 Mark IIに対応済み。リアル・レゾリューション・システムIIの手ぶれ補正モードで撮影したRAW画像データは、最初の1枚目のみ通常画像として展開可能。リアル・レゾリューション・システムIIとしての合成展開は未対応。

改良項目

・マルチモニタ表示で、画像表示ページのクライアントエリアに占める割合が多い方のモニタのプロファイルをその画像表示ページのカラーマネージメントに使用するようにしました。(Windows用のみ)
・Laboratoryモードでアプリにドラッグ&ドロップした画像ファイルをプレビューしていてBrowserモードに移行した場合、プレビュー中の 画像の保存フォルダを開くように改良しました。
・Browserモードにおいてフォルダを開く際の処理を改善し、大量の画像ファイルが保存されていてもサムネイル表示が早くなるよう改善しました。

修正項目(Windows用)

・オプションの画像表示-「Browserモード時のRAW画像表示」で表示データ設定を変更した時、RAW画像ファイルを表示中だった場合に画像を再読込するよう修正しました。
・コントロールパネルを上、ナビゲーションパネルを下に縦積みした状態にし、「前回の状態を復元」設定でアプリを再起動すると、上下のパネルの切り分け位置が再現されない現象を修正しました。
・タスクバーがデスクトップ上端に表示されているとき、アプリのウィンドウが通常状態で「デフォルトの配置」を行うと、アプリのタイトルバーがタスクバーの下に潜り込む現象を修正しました。
・大量の画像があるフォルダを開こうとするとウィンドウが応答なしになる現象を修正しました。
・カラーマネージメントオンの時Laboratoryモードで展開後Browserに戻ると画像が表示出来ないことがある点を修正しました。
・RAW画像ファイルの埋め込みJPEG表示時の「名前を付けて保存」で撮影情報が正しく保存されない現象を修正しました。
・トリミング枠の定型アスペクト指定時、ドラッグによる指定で枠が極小になった後で定型の縦横指定を変えると正しくアスペクトが追従しない現象を修正しました。

修正項目(Mac用)

・RAW画像ファイルの埋め込みJPEG表示時の「名前を付けて保存」で撮影情報が正しく保存されない現象を修正しました。
・Ver.5.8.0でJPEG画像の表示が遅くなっていた点を修正しました。
・El Capitanで、バックグラウンド処理状況パネルの進行中の進捗(%表示)が見えていると展開処理が遅くなる現象を修正しました。
・スポッティングのサイズが直径解釈になっていたのを半径解釈に修正しました。

IMAGE Transmitter 2(2.4.0)

機能拡張・追加項目

・PENTAX K-1 Mark IIに対応しました。
・ライブビュー表示の180°反転固定機能に対応しました。(Windows用のみ)

改良項目(Windows用のみ)

・独立ポストビューウィンドウに関する以下の問題を修正しました。
-画像が表示されない場合がある件。
-縦位置撮影画像が表示されている時、表示倍率を変更した際の画像表示位置がずれていた件。
-縦位置撮影画像が全体表示されている際の倍率表示が正しくない件

PENTAX Tethered Capture Plug-in for Adobe Photoshop Lightroom(Simple Version)(1.3.0)

機能拡張・追加項目

・PENTAX K-1 Mark II に対応しました。

本誌:鈴木誠