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キヤノン「EOS 5D Mark IV」「EOS-1D X Mark II」の最新ファームウェアが公開

EOS 5D Mark IV

キヤノンは4月3日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」「EOS-1D X Mark II」の最新ファームウェアを公開した。

修正内容は次の通り(引用)。

EOS 5D Mark IV(Version 1.1.2)

・本ファームウエアを搭載したカメラとTS-Eレンズ (TS-E17mm F4L/TS-E24mm F3.5L II/TS-E50mm F2.8Lマクロ/TS-E90mm F2.8Lマクロ/TS-E135mm F4Lマクロ) を使用して撮影したRAW画像に対して、Digital Photo Professional を使用して、色収差補正、周辺光量補正、歪曲補正、デジタルレンズオプティマイザの対応が可能になりました。

・本ファームウエアを搭載したカメラとTS-Eレンズ (TS-E50mm F2.8Lマクロ/TS-E90mm F2.8Lマクロ/TS-E135mm F4Lマクロ)を使用してのLVソフト撮影が可能になりました。(標準露出にならなかったり、露出ムラが発生する現象を補正しました。)

・Exif 2.31に対応しました。

・ハイフレームレート動画+カメラコネクトの撮影で、正常に動作しないことがある現象を修正しました。

・Canon Log 対応カメラで、動画HDRモード+PCライブビュー撮影した際にエラー80となることがある現象を修正しました。

EOS-1D X Mark II(Version 1.1.6)

・カメラ液晶モニターと外部モニター(HDMI出力映像)の同時表示で、正常に動作しないことがある現象を修正しました。

なお、EOS-1D X Mark II(Version 1.1.6)ではTS-Eレンズの撮影画像にカメラ内のデジタルレンズオプティマイザ(色収差補正、周辺光量補正、歪曲補正)を適用できず、PCソフト「Digital Photo Professional」4.7.20以降で行う必要がある。

EOS-1D X Mark II

本誌:鈴木誠