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HIVE初のLEDライト「WASP100-Cキット」が発売

消費電力100Wでタングステンライト650W相当の出力

株式会社ケンコープロフェショナルイメージングは、HIVE初のLEDライト「WASP 100-Cキット」の販売を12月15日より開始した。希望小売価格は税別17万8,000円。

本製品は、100Wの消費電力でタングステンライト650W相当の出力が可能なLEDライト。

5色(レッド、アンバー、ライム、シアン、サファイア)のLEDの配列をブレンドして使用した独自のパーフェクトS.H.O.Tコントロールシステムにより、サチュレーション(色飽和度)、色相、出力、色温度をコントロールしており、あらゆるシーンに対応できるのが特徴。

これにより、従来の3色のLEDを組み合わせたタイプより、高い色品質と発色コントロール性能を実現したほか、演色性はCRI98/TLCI97と高い性能を備えている。

なお、調節はライトヘッド内にて単独で行えるだけでなく、DMX、スマートフォン(HIVE SHOT App)のリモート機能(最大8台の制御に対応)を利用してもコントロールできる。

また、タングステンカラー(3200K)からデイライト(5600K)に変換する場合でも、事実上出力のロスはないとしている。色温度は1,650~8,000K(25K単位)。

パラボリックリフレクターにより集光された22度のスポット光は、同梱する4枚のHDPレンズにより照射角度を修正可能。バーンドア受け部には、スピードリングやバーンドア、レンズなど、直径127mm(5インチ)のアクセサリー類の取り付けに対応している。

全長は191mm(パラボリックレフ除く)。重量は2.3kg。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。