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吉田カバン直営店「PORTER表参道」で、ライカの取り扱いが開始

「旅」がテーマのマグナム・フォト写真展も開催中

11月25日にリニューアルオープンした吉田カバンの直営店「PORTER OMOTESANDO」のギャラリースペース「the PORTER Gallery 2」で、マグナム・フォトの写真展が開催されている。期間は12月27日まで。

2階ギャラリースペース「the PORTER Gallery 2」の入口

2000年に吉田カバン初の直営店「クラチカ ヨシダ」としてオープンした店舗。創業80周年の節目となる2015年にホテルのロビーをイメージした内装に一新し、今回新たに2階フロアをオープン。店名も「PORTER OMOTESANDO」に改めた。マグナム・フォトの写真展は2階のthe PORTER Gallery 2で開催されている。

ルネ・ブリをはじめとするマグナムの写真家の作品から、吉田カバンのコンセプトのひとつである「旅」をテーマにセレクト。
展示されている10点のうち、9点は受注販売もしている。
中央のバッグは、マグナム・フォトに由来するというPORTER MAGNUMシリーズのアイテム。
さまざまなバッグやマグナム・フォトに関連した写真集が配置されており、目を楽しませてくれる。

この2階には吉田カバンのバッグとともに、「世界中を歩いて出合った素晴らしいセレクトアイテム」という商品群も並ぶ。大人の男性向けといった雰囲気が漂うフロアになっていた。

本誌としてはカメラ関連アイテムに注目したいところ。まもなく、見慣れた赤を基調とした商品棚が目に飛び込んできた。ガラスケースの中にライカが並んでいる。取材当日は関係者を招いた内覧会だったが、並んでいるライカに反応する方が多く、こうした場を通じてデジタル時代の「ライカ」を新たに知ってもらう入口になりそうだ。

ライカの販売コーナー。ライカM10やライカQといった、特にクラシックな存在感のある機種がメインとなっていた。

同じガラスケース内には、PORTER OMOTESANDO限定のカメラストラップもお目見えしていた。同社のカメラストラップとしては珍しく丸リングでカメラに取り付けるタイプであるところに、ライカを販売することへの思い入れも感じられる。

レザーとナイロンテープを組み合わせたクラシックスタイルのカメラストラップ(税別1万3,500円)。
ラム革の柔らかな手触りを味わえる丸紐革ストラップも発売(税別1万3,000円)。
2階の入口付近には、マッキントッシュのアンプとJBLのスピーカー。
ロバート・フランクの写真集を発見。
1階の入口付近。ホテルのロビーをイメージした内装。ソファーはPORTER SMOKYと同じ生地を使っているという。
直営店ならではの品数を取りそろえる。展示も広々としている。
旅の気分を盛り上げるアイテムもセレクト。
フロア奥にはビジネスバッグのコーナー。
ガラス張りの工房スペース。ちょうどカメラストラップの仕上げが行われていた。

PORTER OMOTESANDO

住所:東京都渋谷区神宮前5-6-8
電話番号:03-5464-1766

本誌:鈴木誠