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ライカ本社のある「ライツパーク」が拡張

ホテルなど新設 「ドイツ光学産業の中心地に」

独ライカカメラAGは6月7日、同社が所在するドイツ・ウェッツラーの「ライツパーク」で拡張工事が始まったことを発表した。

新たに4つのビルを含む2万6,000平方mを拡張。その中には129部屋の“4つ星ホテル”もあるという。ライカカメラAGの社主でもあるアンドレアス・カウフマン氏が率いる、オーストリア・ザルツブルグの企業グループが出資する。完成予定は2018年。

カウフマン氏は、今回のライツパーク拡張が「ドイツ光学産業の一番の中心地を作る」という新しい野心的目標の始まりだとコメントしている。

ライツパークには当初、光学関連の会社が2つ所在。2014年にライカカメラAGがゾルムスから移転してきて第2フェーズとなり、今回の拡張で第3フェーズになるという。ライツパーク内のライカカメラAG本社は、オフィスと工場のほかにミュージアム、ギャラリー、カフェ、ライカストアなどを備えており、見学者にも開放している。