カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch

飯田ともきの見たCP+2023(その3)

これまでのお話

ニコンは動線をぶった切ってスペースを白と黒に分けました。白いニコンにはZ fcやZ 30など、黒いニコンには上のグレードのものを展示しており、基本的にどれもタッチアンドトライできる状態でした。

かつてはノクトのカットモデルが展示されていましたが、今回はありません。

当時は未発売だったNIKKOR Z 26mm f/2.8をZ 9に装着していろいろ試すことができました。レンズ単体では極めて小さいながら高品位というのは納得です。画質やAF、細部の加工などからクラスの違いが分かります。

しかしせっかくならこのパンケーキレンズが似合うフルサイズセンサーのボディが欲しかったところです。ほぼ同じスペックのNIKKOR Z 28mm f/2.8と比べて厚さが半分ほどにはなっているものの、もともと28mmはそれほど大きくありませんし、価格は倍近くになっています。

Z fcにつけているシーンをよく見ますが、私はDX単焦点が出るまで我慢します。F2.8は……ちょっと物足りない……ですよねえ?

2010年に漫画サークル「ていこくらんち」をはじめる。2015年に出した同人誌「カメラバカにつける薬」が、あれやこれやでデジカメ Watchで連載させていただくまでになりました。カメラだけじゃなく、その向こう側にいる人たちの想いを伝えていければいいなと思っています。