K・刻をこえて　独創篇（その11）

これまでのお話

オリンパス最初の一眼レフOM-1は、設計段階ではもっと大きなシステムになるはずでした。それがMDNです。MDNのうち、シンプルなものをMDSといいます。一眼レフが盛り上がっている時代に、どうしても早く一眼レフが欲しかったオリンパスは開発中のMDNからMDSだけを先行させます。そしてMDNは実現に至らないままとなりました。オリンパスのWebページに光学技術者の米谷美久さんの講演会をまとめた開発秘話が掲載されています。天才技術者がカメラをどう考えていたのかが平易に分かるのでおすすめです。

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