岡嶋和幸の「あとで買う」

1,494点目:キヤノンRFレンズを網羅したガイドブック

モーターマガジン社『キヤノン RFマウント レンズBOOK』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

モーターマガジン社『キヤノン RFマウント レンズBOOK』

本日はキヤノンのRFマウントレンズのムック本です。全ての純正レンズに加え、サードパーティーのRFマウントレンズを含む合計56本のレビュー記事が収録されています。Lレンズだけで26本あるのですね。

サードパーティーはツァイスやフォクトレンダーのレンズが取り上げられています。APS-C用のRF-Sレンズはリストのみのようで、シグマやタムロンのRFマウントレンズの名称も目次にはありませんでした。

各ジャンルの写真家による「RF Lens Gallery」のほか、諏訪光二さんの「どっちのレンズショー」、豊田慶記さんの「RFレンズ使いこなし術」といったコーナーもあります。レンズ選びや使いこなしの参考になりそうな盛りだくさんの内容になっています。

フォトコン別冊『キヤノンRFレンズスペシャルガイドブック』が2023年に日本写真企画から発売になっていますが、この2年でラインアップがさらに充実しているので、キヤノンEOS Rユーザーにとって見逃せない1冊といえるでしょう。販売価格は2,800円です。

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1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。