岡嶋和幸の「あとで買う」

1,459点目:基本からAIまで網羅したRAW現像の教科書

デジタルカメラマガジン『Lightroom Classicの教科書 AI対応版』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

デジタルカメラマガジン『Lightroom Classicの教科書 AI対応版』

本日は「上達やくそくBOOK」シリーズのこちらの本です。『デジタルカメラマガジン』の特集記事などを1冊にまとめた、Adobe Photoshop Lightroom Classicの教則本です。

基本から実践まで網羅していて、最新バージョンに搭載されているAI技術を活用した機能についても取り上げられています。

それらはすごく便利な機能ですが効果が強すぎることもあり、使い方を誤ると不自然な仕上がりになってしまいます。そのようにならないようなポイントなどが本書ではしっかり押さえられていると思います。

絶景と同様、RAW現像の特集ページはいつも読み飛ばしているので(すみません)、知らないことがたくさん載っていそう。私はAdobe Camera Rawを使っていますが、機能や操作など基本的にはAdobe Photoshop Lightroom Classicと同じなのでいろいろ役に立ちそうです。販売価格は2,200円で、Kindle版もあります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。