岡嶋和幸の「あとで買う」

1,348点目:大判プリンターの設置問題は平台車で解決?

イーサプライ「EEX-CT07X4」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

イーサプライ「EEX-CT07X4」

651点目で平台車を紹介しました。上位クラスのインクジェットプリンターはA3ノビ以上の機種ばかりで大きく重いため、導入したいけれど置き場所をどうするか悩んでいる人は少なくないでしょう。そこで平台車に設置する方法をご提案したわけです。

最近はA2ノビ対応のキヤノン「imagePROGRAF PRO-1100」に対して同様の声が聞こえてきます。私の仕事部屋もさすがにこれが載せられるテーブルはないので、やはり平台車という選択になると思います。

PRO-1100の外形寸法は幅723mm、奥行き435mmです。ただ印刷するときは給紙や排紙のためのスペースも前後に必要になります。このあたりは発売中のデジタルカメラマガジンのプリント連載で解説しているのでぜひ参考にしてください。

でも平台車に載せてしまえば、印刷のときだけ給紙トレイや排紙トレイが余裕で展開できる場所に移動するだけなので問題ないでしょう。使用しないときはデスクの下など邪魔にならない場所に移動する感じです。

本日のイーサプライの製品の平らな面は395×260mm。これを4個連結させると790×520mmなので、PRO-1100を余裕で載せられます。耐荷重は100kgで、PRO-1100は32.4kgなのでこちらも大丈夫。

印刷中に動かないような工夫が必要ですが、床がカーペットなら自重で安定するでしょう。4個セットで販売価格は9,800円前後。単品、2個セットも選べます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。