岡嶋和幸の「あとで買う」

1,323点目:軽くて割れないワイドマットの樹脂フレーム

ハクバ「ZEROフレーム GA-01」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ハクバ「ZEROフレーム GA-01」

担当する写真表現のゼミナールは現在3クラス。今年から鶴巻育子さん、大和田良さんのクラスと合同展を開催しています。来年は5月に開催予定ですが、額装などどのような展示にするのか各自考え始めています。

これが決まらないとプリントの用紙やサイズなどの検討ができないため、受講生にいろいろアドバイスをしているところです。額縁は専門業者にオーダーするのがほとんどですが、既製品を利用することもあります。そのため各社の新製品情報を常にチェックしているのですが、本日はハクバの「ZEROフレーム」シリーズをご紹介。

オーバーマットの幅広モデルが新登場し、軽くて割れない高透明のアクリル板を採用している点も魅力です。2LとA4の小さいサイズのみですが、たくさんの作品を組み合わせてレイアウトするのに良さそう。グループ展などでも使いやすいと思います。

販売価格は2Lが1,800円前後、A4が3,700円前後で、色はどちらのサイズもナチュラル、ブラウン、ブラック、ホワイトが選べます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。