岡嶋和幸の「あとで買う」

1,261点目:動きやすく温かく軽いフリースジャケット

ザ・ノース・フェイス「ジップインバーサミッドジャケット」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ザ・ノース・フェイス「ジップインバーサミッドジャケット」

先月の撮影旅行は、涼しいを通り越して寒い地域だったので、例年より早めに秋冬物の衣類をクローゼットから引っ張り出しました。毎年足りない何かを追加購入するのですが、今年はフリースジャケットに決定しました。

いろいろなアウトドアブランドのショップに足を運んだり、オンラインショップなどで製品を見たりしたのですが、今回も「THE NORTH FACE」(ザ・ノース・フェイス)の製品になりました。フリースジャケットのラインアップはとても豊富で、その中からデザイン、色、機能性などを考えて選んだのが本日の「ジップインバーサミッドジャケット」。販売価格は2万円前後です。

6色から選べますが、私はクレイグレーにしました。かなり地味な感じがするのですが、マンダリンやサミットゴールドは派手すぎて着る勇気がありませんでした。毛足の長いフリース素材なので保温性が高く、最高気温が一桁の日も温かく感じられました。衿が長めなので、ジッパーを一番上まで上げるとマフラーいらずです。外衿、脇、袖下はストレッチ性のある素材が使われているので、撮影はもちろん山登りのときも動きやすかったです。

「ジップインジップシステム」を採用しているので、533点目で紹介した「ジップインマグネボールドフーデッドコート」と連結してみましたが、個人的には別々に着脱するほうが良いように思いました。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。