岡嶋和幸の「あとで買う」

1,219点目:フォトグラファーのための車中泊マット

ナカノスタジオ・プロダクツ「ブリージーマット」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ナカノスタジオ・プロダクツ「ブリージーマット」

本日は車中泊での快適な睡眠を目指して作られたマットです。昔からの友人である写真家の小林義明さんが、その開発の様子をSNSにアップしていたので製品化を楽しみにしていました。

特性の異なる発泡ウレタンを組み合わせることで通気性、弾性、保湿性、復元力などの機能を最適化しています。機能の異なる素材を「夏面」と「冬面」に採用したカバーは、表裏を反転させることでオールシーズンに対応できるようになっています。

夏面はダブルメッシュ素材による優れた通気性で、高反発ウレタンのポンピング効果で吸収した汗を蒸散させます。冬面は高密度のカバーにより通気性が制限され、中に保温・保湿層ができます。寝返りによるウレタンのポンピング効果で湿度を調節と、夏は涼しく、冬は温かく眠ることができます。

1つ1つ手作りしているそうで、車中泊だけでなくテント泊や、災害時の緊急避難先でも快適に使えるでしょう。販売価格は1万3,800円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。