岡嶋和幸の「あとで買う」

980点目:手のひらサイズのポータブル充電器

Jackery「Explorer 100 Plus」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Jackery「Explorer 100 Plus」

一般的なモバイルバッテリーより全然大きいのですが、Jackery(ジャクリ)のラインアップの中ではかなり小型です。同社製品のデザインやカラーリングは私好みで、それをそのままコンパクトにした感じで物欲をそそられます。大容量のJackery製品の愛用者はきっと欲しくなるでしょう。

ショルダーバッグやバックパックにも収納できる大きさで、アウトドアシーンや旅行のときなどに役立つでしょう。入力と出力はUSBのみでACコンセントが使えないのは残念ですが、ノートPCやスマートフォン、デジタルカメラなどの充電に対応できます。

容量も99Whと少ないのですが、各航空会社の制限容量の100Whを下回っているため機内への持ち込みも可能です。販売価格は1万6,000円前後。ポータブル電源未経験者は、まずはこの製品を試してみるのも良いでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。