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Jackery Japan、能登半島地震の被災地にポータブル電源など260台・2,400万円相当を提供

株式会社Jackery Japanは1月18日(木)、令和6年能登半島地震において被災した地域への、同社製品の無償提供が完了したと発表した。現在まで輪島市、珠洲市、能登町、穴水町の4つの地域を中心にポータブル電源やソーラーパネル、合計260台(2,400万円相当)を提供したという。

同社は地震の発生を受けて、1月3日(水)に被災地へのポータブル電源の無償提供を決定。行政ルート、支援団体ルート、地元ルート、ヘリルートを通じて、1月5日(金)から順次、現地の避難所などに製品を届ける支援活動を実施した。

一部の地域では、避難所に設置する衛星通信「Starlink(スターリンク)」を利用する際に、電源としてポータブル電源を使用したいという要望を受けた。同社は「Starlinkとポータブル電源という東日本大震災の時には無かった組み合わせがようやく実現した」とコメントしている。

今回の支援について、同社Webサイトで詳細な活動の記録を公開している。無償提供を決定した1月3日(水)以降、同社が各所の協力を得ながら支援に奔走する様子がうかがえる内容となっている。同社は今後も継続して被災地への支援を実施していくという。

本誌:宮本義朗