岡嶋和幸の「あとで買う」

738点目:位置や角度を自由に調節できるハレ切り用シェード

King「レンズシェード CLS1165」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

キング「レンズシェード CLS1165」

266点目でSmallRigの「シンプルシェード」というカーボン製のレンズシェードを紹介しました。カメラのアクセサリーシューに取り付けてハレ切りとして使えます。手持ちのハレ切りだと不安定でケラレることもあるので便利です。今回はキングの製品で、シェードの形状や大きさが同じであるなどよく似ています。自由に曲げられるフレキシブルアームの長さもほとんど同じ。販売価格は4,400円前後です。

逆光時のフレアやゴースト対策に役立てられます。順光時は背面モニターの視認性を向上できるなど、カメラを三脚に固定して撮影するときの手助けとなるでしょう。フレキシブルアームの取り付け部分は1/4インチのネジ穴になっているので、アクセサリーシューアダプターを外し、カメラケージやライトスタンドに固定するなどして活用することも可能です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。