岡嶋和幸の「あとで買う」

601点目:ライブ配信に必要な装備が1つになった書画カメラ

キングジム「フリーアングルUSBカメラ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

キングジム「フリーアングルUSBカメラ」

USB接続の書画カメラは58点目301点目で紹介しましたが、今回はキングジムの製品です。有効800万画素の1/3.2型CMOSセンサーを搭載。3段階で明るさが調節できるLEDライトと無指向性マイクも内蔵しており、ライブ配信やオンライン会議などで必要な機材がコンパクトにまとめられています。

USB給電なのでPCとケーブル接続するだけでセッティングが完了。撮影可能範囲はA3サイズ相当までで、デスクに置くだけですぐに使えるのが魅力です。最短撮影距離は10cmで、手元のアップなど細かいところもはっきり見せることができます。

ボタンで操作するAFの他、専用ソフトではMFにも対応しています。フリーアングルなので、もちろん自分の顔もベストな高さや角度から映し出せるなど状況に応じた使い方ができます。販売価格は2万4,000円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。