岡嶋和幸の「あとで買う」

58点目:持ち運びが容易で外出先でも使える書画カメラ

IPEVOのUSBカメラ「DO-CAM」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

IPEVOのUSBカメラ「DO-CAM」

オンライン授業で、プリントなど手元を見せるために書画カメラを探していました。ところが適当なものが見つからず、4点目で紹介したRODEのアーム式マイクスタンド「PSA1」にエツミのスマホホルダーを取り付けて、iPhoneで代用しています。そのときに使用しているアプリは「Airmix Solo」で、位置の微調整などスムーズにできて予想以上に使い勝手が良いです。ただ、自宅以外の場所でオンライン授業を行うこともあり、そのときにどうするか悩んでいます。手持ちだと映像がぶれて見づらいため、携行性に優れた書画カメラが必要です。

最近になっておすすめ商品として表示されたのがこのUSBカメラ。販売価格は1万8,800円です。重さは335gで、折りたたむとペンケースほどの大きさになるようなので、ノートパソコンと一緒にバッグに入れて気軽に持ち歩けます。スタンドを伸ばした状態でどれくらいの範囲を映せるのか分からないのですが、A3サイズでも問題ないようなことがカスタマーレビューに書かれていました。それならA4サイズのプリント講評などでも余裕で使えるでしょう。俯瞰から正面へカメラの向きを変えて自分を映すこともできるので、いろいろ幅広く活用できそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。