岡嶋和幸の「あとで買う」

600点目:ガジェットをスマートに収納できるハードポーチ

エース「フィックスキューブ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

エース「フィックスキューブ」

今回はトラベル Watchのニュース記事で知った製品です。ちょうど年末年始の帰省の準備を行っているところですが、撮影や執筆などの仕事もあるため、あれこれスーツケースに詰め込んで移動します。国内外の撮影旅行のときと基本的に同じで、充電器やケーブル類などを効率良く安全に収納できるケースが必要です。

この製品が良さそうだと思ったのはS、M、Lの3サイズを組み合わせるとB4くらいの大きさになるように設計されていることです。厚さはどれも7cmなのでフラットに並べられます。大きさの違いで収納する物を分類できますが、ガンメタリック、ブルーグレー、ホワイトの3色が選べるので、あえて色を揃えないで中身を判別しやすくするのも良いでしょう。

スーツケースなどでも使用されているポリカーボネート製なので耐衝撃性に優れています。内側の仕切りは伸縮性のあるメッシュで、ケーブル類をまとめやすく、充電器などの小物類の出し入れもしやすくなっています。販売価格はSサイズが3,100円前後、Mサイズが3,600円前後、Lサイズが3,900円前後です。3サイズまとめてだと1万円ちょっとの計算になります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。