岡嶋和幸の「あとで買う」

510点目:汗で背中が蒸れにくくなるリュックギア

Shop MakiMaki「VentaPak」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Shop MakiMaki「VentaPak」

今回はクラウドファンディングサービス「Makuake」でサポーター約1,200人、約625万円を集めた製品です。販売価格は6,000円前後です。

バックパックは夏に限らず汗でシャツの背中がびっしょり濡れてしまうので、通気性が良くなるこの製品は標準装備にしてほしいくらいです。KATAのバックパック「バンブルビー222 UL」には似たような機構が搭載されていて、背中が蒸れにくく快適なので今でも愛用しています。

リュックタイプのカメラバッグは機材を満載にするとそれなりの重量になるため、この製品はその条件でどれくらいの空間が生まれるのか気になります。標準的な大きさのバックパックに装着可能で、姿勢矯正や荷重分散の効果もあるようです。着脱が容易なので、複数のバックパックで使い分けるのも良いと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。