岡嶋和幸の「あとで買う」

57点目:望遠鏡や顕微鏡として使える単眼鏡で観察力を高める

ペンタックスの単眼鏡「VM 6x21 WP コンプリートキット」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

ペンタックスの単眼鏡「VM 6x21 WP コンプリートキット」

遠くのものは良く見えるのですが、年々老眼が進行していて近くのものは見づらくなっています。パソコン作業は問題ないのですが、プリントのチェックなど細かい作業は老眼鏡なしでは厳しいです。特に暗い場所では小さい文字などが読めず、スマートフォンを拡大鏡代わりに使ったりします。LEDライト内蔵のルーペなどいろいろ試していますが、ベストな方法はまだ見つかっていません。

ペンタックスの単眼鏡「VM 6x21 WP」を初めて見たとき、ゴルフ用のレーザー距離計みたいで格好良いと思いました。プロモーション動画を見てみると、遠くから近くまで、いろいろなものを観察するときに便利そうです。販売価格は1万5,000円前後で、マクロスタンドとスマートフォンアダプターがセットになったコンプリートキットは2万円前後です。コンプリートキットを選べば、18倍顕微鏡としても使えて、スマートフォンで撮影できます。最近は運動不足解消のため、撮影以外でも山歩きをしたりするのですが、そのようなときに携行すると活用範囲が広がってより楽しめるでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。