岡嶋和幸の「あとで買う」

写真教室の生徒さんに推奨のディスプレイキャリブレーションツール

3点目:X-rite「i1Display Pro」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

X-rite「i1Display Pro」

講師を担当する写真教室では「画像処理やプリントをする人は、ディスプレイのキャリブレーションを定期的に行った方が何かと安心ですよ」とよく言っています。でもいざ購入するとなると、この手のツールはどの製品を選べばよいのか分かりにくいです。たくさん選択肢があり、価格はいろいろです。性能や効果の違いもいまひとつピンときません。

やっぱり自分が普段から使っている製品をお勧めするのが一番!ということで、すぐに情報にアクセスできるようディスプレイキャリブレーションツール「i1Display Pro」を「あとで買う」に常備しています。販売価格は3万5,000円前後です。もうかれこれ10年近く愛用していますが、特にこれといって不満もなく、その調整結果を信頼して画像処理やプリントを行っています。

岡嶋和幸

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。