9月号【真野淳子 + ソニーNEX-5】4週目
~オフショット編

 NEX-5を数時間実践で使った感想は、筆者的にはなかなか好きなカメラだ。製品の個性上、この手の撮影は光学ファインダーが無いなどちょっと大変だが、普段使いでコンパクトカメラには無いハイクオリティの写真を望むユーザーにはぴったり! さらにマウントアダプターを使えば、αAマウントの豊富なレンズが使える魅力もある。現在開催中のフォトキナで、時期は不明ながら、ファームアップによりマウントアダプター経由でもAFが使えるようになるらしいので、今から楽しみだ。

 本編で使わなかった機能としては、付属のストロボ「HVL-F7S」がちょっと変わっている。一般的なポップアップ式ではなく、必要な時にスマートアクセサリーターミナルに取り付ける仕様だ。上ブロックの一番右下にストロボを付けた写真を掲載しているので参考にして欲しい。はじめは「持って行くの忘れたりしそうで不便かも……」と思っていたが、ご覧のように意外とコンパクトで、レンズと水平になるように折りたためるため邪魔にならない。これなら付けっぱなしでも問題無さそうだ。

 なお、このスマートアクセサリーターミナルには別売りのステレオマイクロホン「ECM-SST1」も付く。排他使用にはなるものの、一般的に使用頻度はストロボの方がはるかに高いだろう。

NEX-5 +E18-55mm F3.5-5.6 OSS
ISO200 / WB:オート / F5.6 / 1/500秒 / RAW (Image Data Converter SR Ver.3で現像)



 この撮影現場はiPhone所有率が高く、淳子ちゃんはそれに刺激されたのか、最近新型のiPod touchをゲットした様だ。新型はカメラも付いているので、撮影し手書きの文字なども入れ、ブログを更新。なかなか楽しんでいる様子。興味のある人は是非、見に行って欲しい。

actress真野淳子@Style Corporation
photographer西川和久
NEX-5
E 18-55mm F3.5-5.6 OSS



西川和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!http://www.iwh12.jp/blog/

2010/9/24/ 00:00