12月号【矢代梢 + ペンタックスK-5】4週目
~オフショット編

 これまで、この連載でいろいろなペンタックス製デジタル一眼レフを扱ってきたが、どうも上位機種と筆者の相性が悪く、何故かエントリーモデルの方が撮りやすかった。もちろんオーナーになり、日頃触っていれば問題無いと思われるものの、この連載はほぼ一発勝負なので、他社も含めどうしてもボディやレンズとの相性が出てしまう。しかしこのK-5は、持ってファインダーを覗いた瞬間から「お! これは」と思った久々のカメラ。結果も上々だ。

 コンパクトな割に心地よい重みがあり、撮っていて気分がいいし、ファインダーも良好。加えて写りが良く使いやすい単焦点レンズもある。これなら普段使いはもちろん、仕事でも一度試してみたい。

 さて今回の1枚は、お気に入りのレンズ「FA 43mm F1.9 Limited」を使ったものだ。この大きさに被写体を収めるにはちょうどいい距離感で指示も出しやすい。またF3.5程度に絞ると解像感も上がる。肌色や背景の暗い赤色なども色乗りがGood! K-5に限らずペンタックスの一眼レフカメラユーザーであれば、ポートレートを撮るならベストマッチのレンズと言えよう。

K-5 + FA 43mm F1.9 Limited
ISO100 / WB:オート / F3.5 / 1/200秒 / RAW (PENTAX Digital Camera Utility 4で現像)



 梢ちゃん、12月29日(水)に「ちょっと遅れた! クリスマス&大忘年会イベント」が行なわれる。彼女も含めた10人のタレントといろいろ遊べるようだ。興味のある人は是非遊びに行って欲しい。

actress矢代梢@K-point
photographer西川和久
K-5
FA 43mm F1.9 Limited



西川和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!http://www.iwh12.jp/blog/

2010/12/24/ 00:00