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キヤノンEOS M3

グッとカメラらしく本格的になったAPS-Cミラーレス

キヤノンが3月下旬に発売するデジタルミラーレスカメラ「EOS M3」を写真で紹介する。

同社ミラーレスカメラの3代目。先代のEOS M2はデザインなども初代のEOS Mを引き継いだモデルだったが、EOS M3になってデザインを一新。先代とは異なる上位機種のようなモードダイヤルや露出補正ダイヤルを搭載して本格的なマニュアル撮影もやりやすくなった。

大きなグリップが付いたことも、よりカメラらしい印象を与えるものだ。マウントアダプターを使って一眼レフカメラ用のEFレンズを使った際にも、従来よりホールディング性が向上している。

機能面では、クリエイティブアシストといった初心者向け機能を新搭載する一方で、MFピーキング機能や2軸の電子水準器を新たに備えるなど玄人向けの機能も充実させている。

※撮影に使用した個体はいずれも試作機です。

外観など

EOS M2との外観上の違いの1つは、一眼レフカメラのようなグリップが付いたことだ
前機種とは異なる本格的なモードダイヤルや露出補正ダイヤルが付いた
電子ダイヤルのローレットが従来より深くなり、回しやすくなった印象だ
背面の親指を置く部分は従来通り小さな盛り上がりがあり、落ち着きが良い
液晶モニターはチルト式で、タッチパネル
新たに前面に向くようになり、自分撮りがしやすくなった
外部マイク端子(上)を備える
HDMI端子も装備
内蔵ストロボをポップアップさせたところ
バッテリー室と記録メディアスロット
撮像素子
EF-M 22mm F2 STMを装着したところ
EF-M 22mm F2 STMを装着したところ

メニュー画面

背景、明るさ、鮮やかさなど6種類の設定項目をスライド操作で設定できるクリエイティブアシスト機能を初搭載した
MF時のピーキング表示にも対応した
2軸の電子水準器を新搭載した
有効2,420万画素で記録が可能
周辺光量と色収差の補正に対応する
設定が簡単に行えるクイック設定画面も継承

本誌:武石修